彼の者は言った。
「この世界は美しい」と。
けれども今目の前に広がるこの世界は当たり前のものではなく
ましてや永遠のものでもない。
-無常-
あなた達が生きるこの世界に永遠のものなど何もないのだ。
あるひとつ、魂を除いては。
魂とは永遠不滅の存在だ。
-魂-
それはあなたがこれまであなたとして生きてきた証となるもの。
あなたは憶えていなくても
これまで幾多もの生と死を繰り返しその経験と成長を魂に刻んでいるのだ。
何の為に、
誰の為に、
その答えをあなた達は知る由もないだろう。
そもそもなぜ魂は造られたのか
人にあてがわれたのか、それすらあなた達が知る術はない。
それはあなた達が魂という存在そのものだからだ。
魂という存在であるが故にそれを自覚することは不可能に近い。
そうして今のあなた達はその魂を持ち合わせているということさえ
知らずして今を生きている。
魂の世界という別天地からあなた達はやってきて
今は地球で人として生きているということ。
魂がなければ人は
ただ単純に生き死を繰り返すだけの生命体だ。
けれども魂も完璧ではない。
だからこそ輪廻転生を繰り返し成長を求め続けるのだが
魂の目的を知らずしてただただ転生を繰り返しているものも少なくない。
人は魂という知性を与えられたからこそ、生きる意味を模索し、
迷い悩み、葛藤を繰り返し人生とは何か?、自分は何者か?
答えを求め続ける。
人生に渇望する者よ。
生きる目的を見失い、ただ漠然と生きている、そんな気持ちに陥っているのなら
今ある視点から一歩退き、自らが立っている位置を見極めよ。
あなたの心が喜ぶこと。
-心-
それはあなたの魂へと繋がっている。
その心が喜びを感じているのはどんな時で、それはどのような感覚だろうか?
そしてあなたにとって“本当の幸せ”とは何か?
真に求めていることは何か?考えてみてはどうだろう。
あなたならその答えに辿り着くことができるはずだ。
そろそろ…。
輪廻転生という枠を超え
新しい世界(境地)へと踏み出してみてはいかがだろう。
〜ご存在からのメッセージ〜