イロドリノセカイ

〜sweet moon dropの小部屋☆〜

『 奇跡を望むなら 』大天使ラファエル

あなたは「癒し」と聞いて何を連想しますか?
 
 
そして癒しとはどのようなものなのか、あるいはどのような現象が起こりうるのだとお思いでしょうか。
 
 
病気が治癒されること?
もしくは心の安らぎを得ることが癒しに繋がるという方もいらっしゃるかもしれません。
 
 
そもそもなぜこの世界には病が存在するのでしょう。
人が病気になるのも同じことです。
だけではなく貧困、争い、別離、孤独
人々を苦しめるものがなぜこんなにも多くこの世界には存在しているのでしょう、
 
それは誰かや何かから与えられたものなのでしょうか。
 
ある者はさまざま経験をしながら、そこから人としての尊厳や愛や平和、真の幸福とは何かを学ぶために苦難があるのだと語り
 
またある者はそれが現世人々が背負う運命なのだと
それはあたかも人々が背負うべくして背負った罪なのだと言う者までいるでしょう。
 
けれど私から言わせてもらえば
すべてはその者の観点から捉えた事……そうですね、言うなればその者が持つ思想や感性、肉体の感覚を通して得た答え、主観としての結論
そういったものを語っているのであって、あらゆることを考慮したとしてもそれが真実ではないということです。
 
 
人は人として生きている。
 
これも人は人として生きながらそれぞれの意味を個々で汲み取っているのだとそのように感じはしないでしょうか。
 
 
また違う角度からそれらを語るのであれば、
成長を望む魂が自ら望んで試練を経験しているのだと
気付きを得るために、魂を磨くために
もしくはさまざまな情報を魂に刻むため
たとえ“あなた”にはそんなつもりはなくても
深いところでの“あなた”はそれを望み、あえて過酷な環境に身を置いているとしたら。
そしてこの2つの“あなた”が同一のものであると理解できたときに
今この現状を受け入れることができるのだとしたら。
あなたはあなたのことをもっとよく知らなければなりません。
 
 
けれども人々は叫ぶのです。
 苦しい、助けて。と
なぜこのような仕打ちを受けなくてはいけないのですか。
なぜ私だけがこのような目にあわなくてはならないのですか、と。
 
そうして生きることに絶望や苦痛を感じながら日々を耐え虚ろに過ごしているのです。
 
そのような者たちは一体どうしたら人生に希望を見出せるのでしょうか。
 
 
またある者は病を患うことで人生が一変するケースも珍しくありません。
病にかかり初めて自分というものや、その人生、これまでの生き方を振り返ったり
周囲の人間との関わりを見直さざるを得なくなる
これまでとは生き方そのものが変化するのです。
皮肉にもタイムリミットが発生した瞬間、悔いのない時間を過ごしたいと心の底から願うのです。
 
中には自暴自棄になる人間もいることも確かなことではありますが
残された時間をどう生きるのか、すべてはその者に委ねられています。
 
人は脆くもあり、けれども同時に強さも兼ね備えながら
そうして病と向き合い、病を通して命の儚さとその尊さを知っているとそのように言えるのです。
 
 
 
私がこのように語るのも私は人間をよく知る者だからです。
私は人々の誕生に併せて創られました。
人々の為に、人々に教示し導き、その中で癒しを与えること
それが私の役割でもあるのです。
 
 
確かに人は数々の過ちを犯してきたのかもしれません。 
過ちなのか人類の歴史として当然の結果なのか、それは私にも分かりません。
 
このようになると想定されていたからこそ私達のような存在が地上へと遣わされたのか。
 
ただそうして時代の移り変わりとともに人々の苦悩もまた、さまざまに変化してきたのです。
もちろん私はその様を見てきました。
 
いえ、今となっては見守ることしかできなかったというのが正しいのかもしれません。
人々が私達の思惑とは関係なく歩みだしてしまったその時から、
私達の声を聴くことを辞めたときから未来は決まっていたのでしょうか。
 
けれど、その中で大天使ミカエルはまだ諦めていません。
忍耐強く、その身を犠牲にしながら糸口を掴むべく
人々の為にと動いているのです。
 
その中で
私達の声に耳を傾けようとする者
再び私達のような目に見えない世界と繋がろうとする人間が多かれ少なかれ
増えてきたのも事実です。
 
けれどそれは私達にとって喜ばしいことでもなんでもなく、
ただ人々が真実に気付き始めただけなのだと、そのように捉えています。
 
 
一部の人間だけが手にするだけのものではなくなっている。
隠された世界ではなく、もっと私達のことを知りたいと望む者や
真実を探求する者
そのような者達に開かれていくこと
それこそが私達が望むことであり
 
どのような言葉にも、たとえ自分のとって不都合であっても
耳を傾けられる強さを持つ者
そしてそれをそのままに伝えられる者
そのような者を待っているのです。
 
聴きたい言葉だけを聴いているだけでは
真実を手にすることは不可能です。
 
 
このように私がメッセージを語るのもひとつのきっかけでしかありません。
 
しかしながら未だ人間の可能性は未知数です。
それは肉体も精神も無限の可能性を秘めていると言ってもいいでしょう。
 
奇跡は起こるのか否か。
 
 
そして個々の魂が手に入れた膨大な情報は何処へ集約されるのか。
そのような領域があるということを知るだけでもあなたにとっては有益な情報となるのではないでしょうか。
 
 
大天使ラファエル
 
 

にほんブログ村 哲学・思想ブログ スピリチュアルメッセージへ
にほんブログ村

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 心のやすらぎへ
にほんブログ村