前回の試される心? からの続きです。
ここで私ははっと気が付きます。(ここからは自問自答です。)
「いや、いや、いや、ちょっと待った。
私の人生において目に見えない存在達が主体ではないし、
もちろんネージュが常に私の傍にいることが当たり前ではないということと
何事も私ありきだよね?
もし仮にネージュ達の存在が分からなくなったり、繋がりが切れたとしても
私自身が何かを失うわけではないし私の存在意義は変わらない、私は私のままだ。
初めから私は私でしかない。
何も変わらない。
じゃぁ、今の私はどうなの?
ネージュ達がいないことで心がグラついているのは何故?おかしいよね?
それは自分を見失ってる状態、ネージュ達への依存だ。」と。
経験者として語らせてもらいますがネガティブもとことん突き詰めると逆転したり気付きに繋がったりする場合もありますよね!
荒治療かもしれませんがネガティブにどっぷりと浸かってみるのもあり!?なのかもしれません。(けどこれも決しておすすめはしません!)
ここで私はこれまでネージュや天使たちに甘えていたということに気が付きました。
何より私は求め過ぎてしまっていたのだと気付いたのです。
完全に自分を見失っている状態です。
これも私の心の弱さでしょう。
寂しかったからといえばそれまでですが、それは執着にしかなりませんよね。
(はい、今私はかなり情けない自分をさらけ出しています。(。-_-。)
けど、この時やっと目が覚めたのと同時に私は覚悟を決めました。
これも極論だけど、たとえネージュ達が私の日常から消えたとしても私は私で生きて
いくんだ。
私は私で存在していてネージュはネージュで存在している。
もちろん天使達だってそうだ。
それぞれに存在している。
そうして必要があれば時に交差しながらそしてお互いを認め尊重しあい、協力しあえ
ればいいんだ。
それが自立した関係なのだと。
(これはあくまで私なりに出した結論、答えです。)
これが私が望んでいた関係性なんだって
ここにきてやっと気付きました。
そうなんです、“手放し”たことで私の理想とする関係性に気付いたのです。
そして心からこんな想いが溢れてきました。
「ありがとう、みんな。
こんな私にここまで付き合ってくれてありがとう。
そしてごめんなさい。
私も心根を改めますので、これからもどうぞよろしくお願いします。」
そう伝えました。
すると不思議と心はスッキリ晴れやかな気分です。
そうなんです。自分でも分かるほど明らかに私の心(意識)は変化したのです。
次の瞬間、突然ネージュの意識が入り
『Rie、よく頑張ったね。(合格だよ。)』
(合格という言葉は語弊があるかもしれませんがそんな感じのニュアンスでした。)
その言葉と同時に一瞬にしてネージュの気配が近くなりました。
続きます。
シリーズも次回で最終回です。
どんな結末になるのかは…お楽しみに。♪(´ε` )