と、ここでやっと私は私のままでいい。
みんなと同じじゃなくて良い。
他と自分を比べることはナンセンスなのだと、
そう気付きました。
それでいいんだ、そう思いました。
(自分を省みず、成長しなくていいという意味ではありません。念のため。笑)
自分を許すこと。
それは諦めではなく、許容。
自分というもの、この身体と心、環境…これまでの人生。
その全部を認め受け入れた時、その瞬間ふと体の力が抜けたのを覚えています。
同時にあぁ、やっと認めてもらえた、
受け入れてもらえた、嬉しい。という心の声が聞こえました。
これまでの私は一体何を目指し頑張っていたんでしょうね。
私以外のものになろうとして必死になって、
できない自分にダメ出しして全部否定して、本当に苦しかったです。
それは自分で自分を傷付ける行為です。
自分なんて大嫌いっ!!って全力で拒否……。
自分を見捨ててさえいました。
それでは生きる気力も、自分や未来に対する希望も湧いてくるはずがありませんよね。
けれどここからはもうこれまでの私じゃありません!
本当の自分を探しに行こう。
今ここから私自身を知っていこう。
これからの人生をかけて自分を愛し自分の中にある可能性を探しに行こう。
そう思えたのでした。
そうしたら不思議と自分の中に生きる喜び、楽しみ、希望が湧いてきました。
自分が自分の希望となったのですね。
私が私の1番の理解者になろう、そう思いました。
やっと自分を救えるのは自分だけ、その意味を理解したのでした。
「汝自身を知れ そして汝自身について考えろ」
ある意味この言葉が私にとっての希望となったのです。
………………続きます。