イロドリノセカイ

〜sweet moon dropの小部屋☆〜

『 Transcendence 』大天使ウリエル

人は肉体を通して外側の情報を捉え五感を通してこの世界を体験していると言ってもいいでしょう。
 
けれどそれはとても限定的なものだとは思いませんか?
それでも精神世界に興味のある者は肉体の五感を通して得る感覚や受け取る情報には限りがある、そう気付き始めているかもしれません。
 
肉体を超えた先に“何かがある”そのように感じ始めているとも言えるかもしれません。
しかしながら完全に理解している者はそう多くはないでしょう。
 
無論、人として生きている分にはなんら支障はありません。
むしろその為のものであるのですから当然のことでしょうし、ここで生きていくために肉体は必要不可欠です。
 
肉体を肉体として単体で捉えた場合、それはあるひとつの生命体に過ぎません。
意識で繋がることもなく、本能のままに生きる。
知能は低くとも独立した個々の自我を持ち、生活を営み生命活動を行う種族、それが人間であり
もとは生き死にを繰り返すだけの存在だったもの。
 
それらがあるときから精神を宿し、知性を持ったその時から……。
そこから本当の意味での人々の歴史と文明が始まったと言えるのでしょうね。
そうして遥か昔から繰り返されてきた営みは歴史を紡ぎ今日(こんにち)に至るまで、
生きているのがあなた達と言えるのです。
 
ー肉体ー
 
それは魂にとっての器であり、
そのために造られたといっても過言ではありません。
それは意識を留めるためのものと言えるかもしれません。
 
けれど逆にいえばそれがすべてだと思い込んでいる現状があり、何もかも忘れ
この自分こそがすべてなのだと、肉体が滅びればすべては終わり無に帰す。
そう信じて疑わない人間もいる。
本当にそうでしょうか?
 
まるでこの世界には人しか存在せず、その自分達だけが世界の中心なのだと言わんばかりに。
それは主観しか生み出しません。
主観はそれ以外のものを排除する作用を生み出します。
 
そこには肉体に翻弄されている人々がいる。そのように感じはしませんか?
 
知覚できないものは仕方がありません。
でも見えないからといってそれが“無”ではないのも事実なのです。
 
けれどいったん意識を向ければ、あなたが気がつきさえすれば、瞬間新たな扉が開かれるのだということをあなたが知ることができれば。
 
……私が、まるで感情を持ち合わせるかのようにこのような表現をすること自体がおかしなことかもしれません。
 
それでも、ふとした瞬間感じる“何か”を、あなたも説明はできないけれど懐かしさや愛しい想いが込み上げてくる、そんな感覚を知っている…そのことをあなたはどのように感じているのでしょうか?
 
時間はかかるかもしれません。
目的地がわからなかったとしてもあなたの行く先には必ず導きがあります。
そう信じていてください。
それはあなた自身を信じるということに他なりません。
 
意識が閉ざされたまま人間として幸せを求め生きるには限界があります。
その先に広がる世界を見なければ(捉えなければ)どうしてあなたが生きているのかも説明することは不可能だからです。
 
その意識の先に広がる世界を見ればなぜあなたが今ここでこの地球において生きているのかを
知ることができるのです。
 
人は…魂は、肉体そのものに意識が閉じこめられられてるといっても過言ではない。
 
もちろん何も知らずして人として生きたっていいのです。
それはあなたの自由です。
あなたが人として生き切ると決めたのならそれはそれでかまいません。
私はそのあなたを見守っていくだけです。
 
けれど…もしそこに満たされないあなたがいるとしたら
今こそ目をつぶっていたものに目を向け、眠っていた意識から目覚めるとき、なのではないでしょうか。
 
あなたの慟哭は私へと届いているのに、見守ることしかできない。
そのようになっていた。
 
私がこのように語るのも、それも致し方のないことだと受け止め、こうして私は存在しているのだということを、ただあなたに知ってもらいたかったのかもしれません。
 
〜大天使ウリエル
 

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